2010年1月24日日曜日

まずはやってるタスクの所要時間を洗い出そうと思ったワケ

『1日1箱仕事術』佐々木正悟著


まずはやってるタスクの所要時間を洗い出そうと思ったワケ


【ワケ】

先日、佐々木正悟さん主催の「ライフハックセミナー」へ行ってきたことは

このブログでもご紹介しました。

ライフハック的なことには以前から興味がありました。

細々と工夫するのが好きなので、それなりに限られた時間を有効に活用しています。


でも、そのつもりだけど見落としている点はないかな?

と点検のつもりで本書『1日1箱仕事術』を読むことにしました。













読み進めるうちに、結構、無理な計画で進めていることがぼんやりとわかってきました。

コマ切れの所要時間はおおよそ見当がついても、

大きな1つあたりのタスクに自分が合計どのくらいかけているのか・・・???

が掴めていないことがわかりました。


その事がこれまで次のような状況を起こしていたのです。

●必要以上に前倒しで仕事を進める。


●時間が足りない中猛ダッシュで進める。

●次から次に仕事がわいてくるので、不完全燃焼のまま次の仕事に進まなくてはならない。


ちょっと手間はかかりますが、本書でも紹介されている時間管理ソフトをしばらく使って、

「どのタスクにどのくらい使っているのか?」

をコツコツと記録することにしたのです。



【マインドマップ】















【量】

本書では、


「1日の仕事を箱に、適切な量だけ入れて、それを減らしていく」


というイメージをもつことを勧めています。



「適切な」というのがポイントでしょう。


理由は、人によって「適切」だと感じる感覚が違うからです。


その目安は「その量でやる気が持続しますか?」という質問を自分に投げかけた時、


どんな返事が返ってくるかです。



「シンドイな~」と思うなら量がオーバーしているのかもしれません。


「結構余裕だな」と感じているなら、反対にモチベーションが落ちてくるかもしれません。



それを客観的に計測するためにも、

1つのタスクにかけている所要時間を記録することが大切なのでしょう。



【IN】

所要時間が分かったところで箱詰めの作業です。


どのくらいの量のタスクが詰められるかは、ここまでくれば見当はつくでしょう。



私がこれまでやっていた方法で、

「だから自分の首を絞めていたんだ~!」

と気づいたことがあります。


それは、「デッドラインから逆算して」1日の箱に詰めるという方法です。



1つのタスクがあった時、そのタスクを完成させる期限を確かめます。


それを単純に日数で割り、あとはそのスケジュールに従って実行するのみです。


でも・・・そんなことは不可能なんですよね。


だから、そのスケジュールをこなしつつ、

突発的、予測不可能な仕事が常に湧いてくる中で

それをこなすのですから無理が生じてくるのです。



ところが私達の仕事は、「日々、何が起きるかわからない」

という特徴のある仕事なので、


ある程度は無理をするのは仕方ないでしょう。


特に、学期末、学年末などはその代表です。



でも、それを日々繰り返したらどうなるでしょう。


しっぺ返しは自分の体、そして子ども達にかえってくるのではないでしょうか。



子ども達、自分、同僚の為にも、


ひたすら記録をとり、見通しをもって仕事をすることをやっていきたいと思います。



【減】

ここでは詰めた仕事を、減らしていくコツについてまとめてみます。


●午前中に減らす

Twitterやmixiに参加していると、


朝の時間を有効活用されている方が多いと実感します。



勉強会、読書会、運動、仕事・・・


私も今は5時起きをして、夜にはできないブログを書いたり、


本を読んでマインドマップをかいたりしています。


まあ、この「朝の時間」の活用はどの本でも言われていることです。

そのくらい「朝」は、やる気がみなぎっているはずなのです。

そうはいっても、「やりたくない込み入ったことをやる」のに


やる気がみなぎっているか?というと、そうではないようです。


では、「やりたくない込み入ったことをやる」のに適した時間帯はいつか?


というと・・・


「精神力」のピークは「昼」だそうです。



理想は、


「起きたらまずはひと仕事をして、やや遅めの朝食。


 それから再び仕事をして、ランチは2時くらいというのが理想でしょう。」


だそうです・・・・(;一_一)

これはちょっと普通の勤め人には難しいですよね。


でも、それくらい「午前中は貴重だ!!!」ということです。


●6分でできることを減らす

ちょっとしたスキマ時間にできることを、


予め用意しておくといいそうです。

私の場合、6分で何をするかな?と考えてみると、


結構いろいろなことができることが分かりました。


例えば・・・


★コードレス掃除機でザッと掃除をする。(余裕です(^◇^))


★洗って乾かしてある食器などを棚にしまう。(^◇^)


★スケジュールを確認する。(6分もかからない?)


★書類を整理し捨てる。


★以前かいたマインドマップをみて復習する。

★ツン読している本の目次に目を通す。
 

著者の佐々木さんと同様「目を閉じてその場で寝る」というのも、


効果があると思います。



他にも、思いついた瞬間に記入できるノートを用意するとか、


タイムプレッシャーをあえてかけるために、


電源コードをもたずにPCを持ち出すなど、


いろいろなハックがあるようです。



【教育に活かす】

●「1日の仕事を箱に、適切な量だけ入れて、それを減らしていく」


 言い換えると・・・


「子どもの実態」という箱に、適切な量を入れる。


「子どもの実態」という箱に、実態にあった学習方法で習得できるようにする。




●6分でできることを予め考えさせる。


ちょっとしたスキマ時間が生じたとき、


教師からの指示で「アレして、コレして」というのでなく、


子ども達が自分から「コレがしたい!」思えることを、


予め考えさせる。


・読書


・折り紙


・ドリル


これらは私もやってきました。


他には???


・マインドマップをかく。(子どもがかきたくなるようなテーマを常掲しておき、そこから選ぶ)


・構造化、ブランチの練習


・これまでかいたマインドマップを見直す。


他にもいろいろとアイデアが出てきそうです。



最後まで読んでいただいてありがとうございます。
「ライフハック」初心者ですが、
プライベート、仕事、教育に活かせるように、
「ライフハック」ネタにアンテナを高くしていきたいと思います。


ご感想などいただけると嬉しいです。
どうぞ宜しくお願いします!


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