堀公俊著
皆さんの近くに、
「この人が話し合いの進行をすると、
という人、いませんか?
誰からも親しまれて、なおかつ頭の回転が早くユーモアもある~
独断と偏見ですが、著名人でいうと、
●清水圭さん
●ぐっさん
●NHKのアナウンサー 三宅民夫さん
どの方も思い浮かぶ表情は笑顔。
そんな笑顔でギクシャクした会議も参加者をリラックスさせ、
『今すぐできる!ファシリテーション』掘公俊著
●関連本との違い
このブログでも、
理由は、私自身がそのことに今最も関心をもっているからです。
それらの書籍と今回の『今すぐできる!ファシリテーション』
次の点についてです。
●ファシリテーションについて、
●題名の通り「今すぐできる!」に特化して、
●章立てが、会議の進行に合わせて構成されている。
まずは第2章「効果的なチームをつくるためのフレーズ」
●まずは一歩を踏み出そう!
●ゴールを設定する
ゴールとは、「話し合った末に生み出す成果(到達点)」
これを明らかにしないまま、
時間だけが過ぎていく、といったことがありませんか?
それを避けるために予め参加者全員で、
だからといって白紙の状態から「さあ、どうしましょう?」
時間が限られている時は、
その中から選んでもらう
これは次回の話し合いから使えそうですね!
やってみたくなりませんか?
●ルールを決める
これは今回の『今すぐできる!ファシリテーション』
これまでの関連本からもその大切さをヒシヒシと感じてきました。
会議で避けたい場面の例として次の2点をあげます。
・意見が出ずに静まり返る。
・一部の人がずっと喋っている。
1つ目は、自己規制が互いにかかっている状態ですね。
2つ目は、会議の目的を勘違いしている人がいる状態。
その状態に陥ってしまうと、
それを極力避けるために、先手を打っておくのです。
例としては次の投げかけが本書(P47)にのっています。
●愚痴や文句を言わず、前向きに明るく議論しよう
●肩書きや立場を忘れ、自由に意見を出し合おう
●人の話をよく聴き、相手の立場を尊重しよう
などなど・・・
●教育に活かす!
本書を読み終えた時、次のことに気付きました。
「ファシリテーターがすることは、教師がクラスを運営したり
1時間の授業を構成したりすることと似ている!」
たとえ1時間の授業でも、できるだけの準備をして臨み、
後はその場その場の子ども達の反応に応じて臨機応変に対応する、
ということを日々私達は行っているのです。
この本はファシリテーションに関心がある方は勿論のこと、
教師の方にもオススメです。
クラス運営や授業を、また違った視点で見直すことができると思いま
そして本書から「やってみたい!」
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